ライブのヤリマン

――大盛況のうちに幕を閉じたと。
瀧川:そうしたら、そのロフトの方が「赤ペン先生、これは金になりますぜ」ってすごい悪い顔して言ってきて。次のイベントが続々決まっていったと。

――パソコンを日常的に使う方なら誰でも、一度は変なメールを受信したことがありますよね。それにしても、DVDに出てくる「主人がオオアリクイに殺されてから1年が経ちました」というメールには笑いました。
瀧川:あれは続編があるみたいですね。「主人がジュゴンに殺されてから1年が経ちました」っていう。本当にそんなメール来たのかよ、って見ている方は思うかもしれないんですけど、本当に来てますからね。字数の関係で間引きする事はあっても、脚色はゼロです。迷惑メールって毎日死ぬほど届くから、その中でどれだけインパクトを与えられるか、そこに命をかけているんでしょうね。

――<出会い系サイト潜入めった斬られの巻>というシリーズもありますが、どのくらいの自腹を切ったのですか?
瀧川:30万円いってないといいな、くらいはお金は使ってます。元々、エロメール添削だけではライブの2時間がもたないかなと思って、派生したシリーズで、「AVのタイトル添削」とか「変なラブホテルの名前」とか色々な企画の中で好評だった企画の一つです。

――DVD発売のきっかけは?
瀧川:たまたまライブに松竹の方が来ていて、決まったんですが、僕はドッキリだと思いました。そこそこ話が進んでいって「ドッキリでした!」って言われても驚かない覚悟はしていました。ライブはじめて、2年経っていないのに DVDが2本出るって想像出来なかったので。

――ご友人、ご家族の反応は?
瀧川:両親は結構喜んでますね。近所に配ったりしてくれていて。友達は、ライブに来てくれた人は「すごい楽しいじゃん」って言ってくれます。でも、ライブに来たことが無い人からすると「メール添削って何してんだよ!?」って感じみたいですね。